「ads.txt」とは?
2019年6月25日久しぶりにGoogle AdSecse開くとこんなメッセージが表示された。
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要注意 - ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。
なんのこっちゃと「ヘルプ」を表示してみる。
広告枠の管理
ads.txt で認定販売者を宣言する
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ads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言は IAB によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。ads.txt は、使用することを強くおすすめします。ads.txt を使用すれば、購入者が偽の広告枠を判別できるため、サイト運営者様としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止し、その分収益を増やすことができるというメリットがあります。
注: ここでご紹介しているのは、Google のサービスをご利用のサイト運営者様が ads.txt を作成される場合の手順です。他の SSP やエクスチェンジをご利用の場合は、そのサービスの運営元にご相談ください。
長くて難しい文章だがこの一文を読み返してわかった。
「コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。」
文章を読むと、自分のサイト内の広告が、自分が認めた広告発行元からのみ発行されるようにする、ということのよう。
例えば、自分のサイトに偽の広告が表示された場合、(そんなことがあるのか?というところだが、この対策が必要であることからあるのでしょう。)
自分のサイトには以下の2種類の広告が表示されることになる。
①自分が認定した正式な広告(今回の場合はGoogle AdSence)
②偽物の広告
もし②偽物の広告の方がクリックされるようなことがあれば、それは①自分が認定した正式な広告がクリックされる機会を②偽物の広告に奪われることを意味する。
そして、それを防ぐことが結果的に収益を増やすことになる。
というようなことが、全体的に書かれている。
そして、その対策である”コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売される”ようにするためのものが、
「ads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言」というものである。
「ads.txt」の作り方
1.メモ帳を開きます
2.メモ帳に次の 1 行を追加します。
google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
3.ファイルを「ads.txt」という名前で保存します。
これで「ads.txt」の作成が完了です。
「ads.txt」の配置方法
「ads.txt」はサーバ上に配置して、
https://(自分のサイトのドメイン名)/ads.txt
という形で見える(アクセス出来る)ようにする必要があります。
WordPressにおける「ads.txt」の配置方法
WordPressで作成したサイトに「ads.txt」配置する場合は
WordPressをインストールしたフォルダ直下
に配置します。
わかりやすくいうと、「wp-admin」「wp-content」「wp-includes」フォルダがあるフォルダ(左記3フォルダと同列の場所)に配置します。
以下はさくらレンタルサーバのファイル管理アプリの画面ですが、このような感じに配置します。
「ads.txt」の確認
ブラウザのURLに「https://(自分のサイトのドメイン名)/ads.txt」を指定して、
作成したテキストファイルの中身が表示されれば正しく配置されていることになります。